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小さなどこでもドア

by 唐草 [2017/09/05]



 オッサンになったのに年甲斐もなくドラえもんの秘密道具っていいよなぁとか考えてしまう。ぼくの精神性が端から見ると目を覆いたくなるほど幼いのか?それとも幼少の頃に刷り込まれた憧れが、今だ色褪せずに残っているのか?その判断は難しい。
 いずれにせよ、どこでもドアが欲しいと思ったことは間違いない事実だ。
 SFには人々が夢見る科学が登場する。死んだ人を生き返したり、時間を跳躍したりと現代社会では神の領域としか言えないことをサラリとやってのける。そんな道具に比べたらどこでもドアは控えめな道具にも見える。
 どこでもドアの利便性に想いを馳せると同時に、妄想癖の強いぼくは開発の歴史なんかも考えてしまう。テクノロジーの多くは、軍事産業からの転用が多い。GPSやインターネットだった軍事通信技術だし、電子レンジでさえ軍事通信から発見された技術である。どこでもドアだって間違いなく軍事技術に基づくテクノロジーなんだろう。あんな道具があったら世界のパワーバランスは、いとも簡単に崩壊してしまうことだろう。どこでもドアがあったら、ホワイトハウスなんて一日何人のちん入者がやってくることになるだろうか?コメディーとしか言えない状況が、容易に想像できる。
 技術開発の歴史を考えてみるのもおもしろい。いきなりドアサイズの転移ができるようになるとは考えられない。実験段階の初めの頃は、分子レベルの転送をしていたに違いない。やがて大型化が進んでいき、戦車やら戦艦なんかを通せるレベルに進化していく。そして、民間転用されてドアサイズに落ち着く。こんな流れだろう。
 ドラえもんの世界では、人が通るに十分なサイズの道具しか登場していなかったので、ミクロやマクロなサイズのどこでもドアを考えたことがなかった。ミクロのサイズのどこでもドアって実はかなり危険かもしれない。目的地を「○○さんの心臓の中」にするような使い方をすれば、開けると血が噴き出すホラーな展開になるだろう。加えてちょっと毒でも送れば、デスノートも真っ青なほどの殺傷力が期待できる。人間サイズのドアで腕利きのヒットマンを送るより確実に成果が得られるだろう。
 軍産複合体が作るどこでもドア。恐ろしい兵器だな。未来デパートって、死の商人かなにかなのだろうか?

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