カレンダー

2017/05
 
   
       

広告

Twitter

記事検索

ランダムボタン

忘れていたことを忘れていた

by 唐草 [2017/05/25]



 仕事帰りに本屋へ寄った。無論、マンガを買うためである。久しぶりに紙のマンガを買った。
 このマンガ、発売は火曜日だった。今週の火曜日はサーバが壊れててんやわんやの大騒ぎだったし、そもそも外出の予定が無かった。だから、今度外に出る仕事があったときに買って帰ってこようとだいぶ前から考えていた。
 これにて目的完了。やっと買うことができた。
 ところが、恐ろしい事実に気が付いてしまった。
 火曜日は外出の予定がなかった。サーバが壊れなくても買い物に出なかったのは間違いない。そして、木曜日の仕事帰りにマンガを買った。
 じゃあ、水曜日は何をしていたのだろう?
 水曜日も授業がある。木曜日とまったく同じスケジュールで動いている。昨日も、今日寄った本屋の前をほぼ同じ時間に通過しているのである。
 それなのにマンガのことを完全に失念していた。本屋の前を素通りして帰宅していた。
 と、ここまでは良くある話だ。だが、話はまだ終わらない。
 今日、マンガを購入して本屋を出るまで「昨日(水曜日)、マンガを買う機会があったことに気が付いていなかった」という事実に気が付いてしまった。
 買うのを忘れていたのではないし、端から思い至らなかったのでもない。
 初めから木曜日に買えばいいと思い込んでいたのだ。
 いったい何を勘違いしていたのだろう?自分でもまったく分からない。