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基板と戯れる

by 唐草 [2017/05/24]



 すでに新しいサーバマシンは注文済みだ。サーバトラブル発覚から3時間程度で発注を済ませている。納期はまだまだ先だが、着実に次の一手の準備は進んでいる。
 また、信頼度は低いが代替機も動いている。今は、ジタバタしてもしかたがない状況だ。
 そこで、サーバマシンの故障箇所を確認することにした。故障の内容次第では、再生してテストマシンとして活用するつもりだ。
 電源ボタンを押しても何の反応もないという症状から電源故障の可能性がもっとも高い。電源が壊れると電圧が不安定となり、その他のパーツを壊すことがあると言われている。
 幸運にもカラクサラボを構成する2台のハードディスクは、無事だった。
 では、他のパーツはどうだろう?
 サーバ機に搭載されているのは、150Wの小型電源。代用可能な小型電源を持っていなかったので、他のPCの電源を拝借することにした。
 その結果が、今日の写真。ケースを開けて電源周りの配線だけを借りているというニコイチ的な状況の直前を写してある。
 剥き身の基板がゴロゴロと転がっていて、ドイツ国旗のような色合いのケーブルが這い回っている姿は、なんともオタク心をくすぐるものがある。規格化された今のPCパーツなんてプラモデルよりも簡単に組み合わせることができるが、やはりケースを開けて剥き身で触っていると機械をいじっているという満足感を満たしてくれる。ハンダ付けすらしないと言うのにだ。
 電源を替えたサーバ機は、何の問題も無かったように息を吹き返した。CUPもメモリも異常はなさそうに見える。マザーボードも無事そうだ。
 これなら電源交換だけで十分だったかもしれないなぁ。と思っても時既に遅し。